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【駆け出しエンジニアの成長戦略?】炎上案件で学んだtakerと思われず、気持ちよく成長を実現するたった一つの方法

エソラ
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一週間ほど、炎上案件の支援をしました。

これまで炎上案件のメンバーとして、プロジェクトに参加して火消しをした経験はありましたが、プロジェクト外から炎上案件を支援した経験は初めてでした。

普段参画しているプロジェクトは、アジャイル開発をしています。

エソラ
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そのため、チーム形成やプロダクトを完成させることには、人一倍のこだわりを持っています。

そんな中で、支援者として炎上案件に関わることで、当事者では見えにくい問題点を感じました。

エソラ
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それは感謝することは成長に繋がるということです。

「え、どういうこと?」と思われるかも知れませんが、炎上案件に関わって、感謝することが、良い支援者に恵まれて、自分が成長するキッカケになるのだなと実感しました。

今回は、そんな点を簡単にお伝えしたいと思います。

目次

急な電話で、炎上案件支援が決定

昼下がり、普段は電話をしない上司から、急な着信があった。

エソラ
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「「社内で持ち帰り開発している案件が炎上しているから、技術的な支援をしてくれないか?」と。

こんなことを言われたことがキッカケで始まった、炎上案件支援。

この案件は、かなり前に自分も関わっていたことがあったので、Slackで質問を受け付けて、回答をするぐらいの関わりでした。

支援をすることにはなったけど、自分が参加しているプロジェクトのタスクもあるので、業務後に社内に帰って、支援をすることになりました。

業務後、社内に帰って、持ち帰り開発をしているメンバーに状況をヒアリングして、課題を洗い出した。

「自分の仕事なのに他人事」が一番の課題

ヒアリングでは以下のことを聞いた。

  • マイルストーンの確認(いつまでに何が終わってないといけないのか)
  • 各開発担当者の進捗具合
  • 技術的な課題の確認
エソラ
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基本的なことだと思うのだが、ヒアリングを進めていってもあまり具体的な情報が出てこない。

しょうがないので、自分で設計書や既に開発をしているソースコードを読んで情報を集めた。

確かに設計書もソースコードも汚いなぁという印象を持った。

設計書には画面の開発もするという風に書かれているけど、フロントエンドのソースコードを見ても全く実装されていない。

そのため、開発メンバーに「このフロントエンド部分は誰が開発をして、どれくらい進んでいるのですか?」と聞いてみた。

エソラ
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すると、「それは上司が実装することになっているから、知らない」と返答がありました。

「え?」と思い、自分の中で時が止まり、頭がぐにゃーってなった。

その上司はもう管理職なので、現場で作業をする役割ではない。

それは百歩譲ったとしても、開発状況を把握していないのは流石におかしくないか?

このことで何よりも問題だと思ったのは、「当人たちの意識がとても低いこと」だと感じた。

良く言えば、圧倒的な俯瞰力で自分を見ていると言えるが、俯瞰しすぎて自分事ではなくなっているような気がした。

自分の仕事なのに、他人事として捉えていることが一番の課題であると思った。

だから、不味い状況になっても自分から情報を取りにいけないし、アラートをあげることも出来ない。

開発メンバーの方々は自分よりも年配の方々だが、なかなか一つのプロジェクトに定住できず、自分の意思に反して、プロジェクトを転々としていた。

仕事をするにも主体性があるとは感じられず、居場所も仕事もプカプカと浮いている「floatおじさん」であった。

自分も支援者ではなく、開発者になる

上司にヒアリングをした結果、一週間後には結合テストを終えて、受け入れテストに進む必要があることが分かった。

floatおじさんの相手をしている暇はなく、上司と一緒にフロントエンドの開発をしていく必要があると感じた。

そのため、自分も開発者として参加することになった。

どんどんと広がっていく支援スコープ。

しかし、この時点の自分の気持ちとしては「この案件、自分の力でなんとかしなきゃな」というポジティブな感情が占めていたし、モチベーションも高かった。

ちょうど3連休だったので、初めて触るAngularと格闘しながら、何とかフロントエンドの開発が終わった。

エソラ
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初めてAngularを触った印象としては、不機嫌で気難しい人に感じた(難しかった)

バージョンの違いによって実装方法がガラリと変わってしまう点にかなり苦しめられたが、少し分かるようになった。

全く動かないプログラムとfloatおじさん

週明け、初めてお客さんの環境にデプロイをして、結合テストが始まった。

エソラ
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しかし、全く動かない。

自分は自プロジェクトの作業があるため、とりあえずfloatおじさんたちにエラーメッセージをSlackで送ってもらって、調べて、仮説を立てて、解消方法を提示してというのをリモートでやりながら、自分のタスクを消化していた。

業務後に炎上案件の現場に向かうと、全くエラーが解消されていなかった。

指示内容をあまり理解してもらえてなかったみたいだった。

怒ってもしょうがないので、自分でエラーを潰していった。

後で分かったが、フロントエンド側では結合環境ではAoTコンパイルしたモジュールが動いているため、ローカル環境で動かしていたモジュールとは少し違ったみたいだった。

だから全く動かなかったようだった。

その他もバックエンド側で色々なエラーが出たが、何とか解消して、2日遅れで結合テストが何とか終わった。

振り返ると感謝がいない

大変な一週間であった。

最初は高かったモチベーションも徐々に低くなっていく感覚があった。

ふと、今回の炎上案件のことを振り返った。

エソラ
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あれ、今回の件、感謝の言葉もらってなくない?

思い返すと感謝の言葉をもらった覚えがないことに気づいた。

褒めて欲しいとは思わないけど、3連休を潰して、業務内は自分のプロジェクトをして、業務後に炎上案件をしてという状況であったから、感謝はされても良いと思っていた。

別に感謝の言葉がなかったことでどうこう言いたいわけではないけれども、ここで大きな学びを得た。

感謝の言葉を伝えることで、自分の成長に繋がる

「感謝の言葉がなかった」

このことをキッカケに今回の炎上案件を振り返ると、自分の中で色んなことが繋がっていった。

例えば、支援前にSlackで質問事項が来て、回答をしても、その後反応がない。

そうなると、ただ単に自分の時間を奪われただけに思えるし、今後その人のために自分の大切な時間を使いたいとは思えない。

そう感じてしまうと、その人を応援することはなくなる。

応援されなくなってしまうと、自分の力でしか成長することが出来ず、なかなか成長が出来ないので、いつまでも自分の影響範囲が小さいまま、いつか諦めムードになってしまう。

そうなると、主体性を失ってどんどんと自分の仕事でも他人事にして、少しでも責任範囲を狭めて、自分が傷つかないように振る舞う。

すると、自分の役割もなく、自分の居場所もなくなって、仕事が楽しくなくなる。

その結果、炎上案件を生んでしまった。

図にすると、以下の通りである。

何も与えるものがない人は感謝を与えよう

エソラ
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今回は、炎上案件を通じて得た、「成長をするために必要なこと」について語らせて頂きました。

自分はGiveすることが嫌だとか、そういうわけではありません。

チェックポイント

初めて学ぶ分野や解決出来ない問題について、誰かにTakeしてもらうこともたくさんありますし、自分とのレベルが違いすぎて、上級者に返せるものがない場合もたくさんあります。

ここで大切な駆け出しエンジニアに送りたい戦略があります。

お返しとして返せるものがない時こそ、過剰なくらい感謝の気持ちを言葉や行動にして伝える必要があると感じています。

感謝の気持ちを伝えることで、応援したいという気持ちが生まれて、結果、自分の最短の成長にも繋がるのだと思います。

エソラ
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炎上案件に参加して、非常に精神的には疲れましたが、大切なことを学べたと思ったので、共有させて頂きました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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