未経験からエンジニアに転職したいけど…
- 自分の周りに未経験からエンジニアになった人がいないので、何を勉強をして、どうやって転職活動をしたらいいのか分からない!
- 未経験からエンジニアに転職するためのロードマップは見たことがあるけど、実際に転職ができた人の話を聞きたい!
- 未経験からエンジニアになることを最近は諦めかけている。体験談を読んで勇気付けられたい!
ちまたには未経験からエンジニアになった人の話が溢れているけど、なにを勉強して、どうやって転職活動を成功させたのか、リアルに聞ける体験談って意外と少ないね。
そうだね。
インターネットで検索しても、「秘訣は有料noteにて公開!」みたいな記事が多くて、うんざりだよ。
インフルエンサーが都合の良いことを言ってたりもするね。
だから、今回は実際に未経験からエンジニアに転職した人にインタビューをして、体験談を赤裸々に語ってもらったよ!
今回インタビューに答えてもらったのはさとまさんだ!
この人は35歳で飲食業界から未経験でエンジニアに転職を成功させたすごい方だ!
しかもサウナ好きだ!
未経験でエンジニアになれるだけでもすごいのに、一般的には不利と言われている30代でそれを叶えるなんてすごい人だね!
きっと涙ぐましい努力があったのでしょうね。
爪の垢を煎じて飲ませてもらいたい….!
というわけでこの体験談を読めば以下のことがわかります。
- 未経験からエンジニアになるために何を勉強したか?
- どうやって転職活動をしたか?
- 転職を成功させるまでの障害やその乗り越え方
- 面接でのアピール方法まで
- 転職を成功させるためのアドバイス
転職後の具体的な仕事内容や勉強方法については、以下の記事でインタビューを行っていますので、ご興味ありましたらご覧ください!
では、よろしくお願いします。
エンジニアになりたいと思ったキッカケ
まずは、エンジニアになりたいと思ったキッカケについて教えて下さい。
キッカケは「飲食のITコンサルタントになりたい」と思ったからです。
もともと飲食業を15年程経験しており、開業経験もあり、マネージャーとして中堅企業で働いていました。
今後のキャリアを考えたときに、再度開業するか、幹部としてどこかで働くのかと考えた時にコンサルタントという道が頭に浮かびました。
全く違う業界で働いていたのに、いきなりIT業界に転職しようと思うのは、なかなか勇気が必要ですね。
なにかキッカケがあったのですか?
本を読んで、『1万時間学べば100人に1人の人材になれ、2つの分野掛け合わせると1万人に1人の人材になれる』という言葉に感銘を受けて、行動に移してみようと思いました。
たしかに!
一つの分野だけでなく、複数の分野でスペシャリストになれれば、市場価値の高い人材になれそうですね!
転職活動において大切な考え方ですし、エンジニアとして未経験でも、他の業界でも経験があれば武器になりそうです。
そうですね。
当時は、飲食店のHPやECサイトを作りIT全般のアドバイスができるコンサルタントになりたいと思ってました。
具体的にはどんなものをイメージしていたのですか?
既存の飲食コンサルタントは数字の管理やアイデア等の相談を受けることが多いです。
しかし、「飲食店が特に弱いITを駆使したコンサルタントをすることで差別化をしよう」と決意をし、その足がかりとしてまずはプログラミングを学んでみようと思いました。
そこからエンジニアになるための活動が始まっていったのですね!
未経験からエンジニアになる上で感じた障害
未経験からエンジニアに転職する上で感じた障害はありましたか?
やはり年収と家族です。
もともと飲食業は拘束時間が長いので、他業種に転職することはそこまで家族からは反対されませんでしたが、年収に関してはかなり懸念されました。
おぉ!なかなか高いハードルですね。
結果として、転職前の年収と比べて、100万円以上、下がりました。
現在は若干昇給したので、100万円程の差はありませんが、なんとか4人家族で生活できるぐらいの収入となります。
やはり、お金と家族の問題は転職においては高いハードルとなりますね。
元々飲食店開業準備の為にある程度預金もあったので、ダメならさっさと諦めて飲食業に戻ると言うことで家族を説得して、直ぐに行動いたしました。
今では飲食業はかなり厳しい状況が続いているので、結果としてはこの選択は間違ってなかったと思いました。
面接では何をアピールしたか?
35歳ということで、一般的には転職に不利な年齢ですが、その点はどうでしたか?
私はそこまで感じませんでした。
結果的に1社に応募して、そこで内定を頂くことができました。
おぉ!それはすごい!
昨今の世界的な情勢もあり、早々と決めてしまいましたが、後々の為にもっと色々と受けてみた方良かったかと思います。
一発で転職活動を成功させたとのことですが、何か秘訣はありますか?
私が入社した会社ではプログラミング・スクールなどに通っており、一から教える必要がない人材をメインに採用しているという話を聞きました。
面接では、「勉強を継続してできそうか?コミュニケーションが取れるか?」を重視して採用していたと聞いております。
いわゆる自走力があって、しっかりと意思疎通ができる人が採用されやすいということですね。
そうですね。
他にも同じ様に考えている企業は多いらしく、プログラミング・スクールに通うと、こういう企業に入れる可能性が高いと感じております。
なるほど、やっぱりしっかりと基礎力を付けておくことは大切なのですね。
そうですね。基礎力は必須だと思います。
面接時でも、自走して勉強できる事や、意外とコミュニケーションに重きを置いている企業も多い様なので、その辺りをしっかりとアピールできるといいかと思います。
なるほど、周りの方はどうしたか?
同じぐらいの年齢が30代の方々はかなり苦労されていると聞いています。
実際Wantedlyの様な求人サイトは全く反応がないことがほとんどでした。
転職を諦めた人の話もちらほら聞きましたが、当時は感染症の影響による大打撃の真っ最中だったので今とは少し状況は違うとは思います。
しっかりとアピールできる強みをつくるための戦略が必要ですね。
プログラミングスクールについて
では、ここからは勉強方法についてもう少し深堀りしていきたいと思います。
プログラミングスクールに通っていたのですよね?
プログライミングスクールはテックキャンプに10週間通っていました。
テックキャンプを選んだキッカケは、「IT業界で学ぼうと思った時にホリエモンこと堀江さんがテックキャンプの事をYouTubeで紹介していたこと」です。
なるほど、他にもプログラミングスクールがあると思いますが、どこに魅力を感じましたか?
短期間でできるという所に魅力を感じて選びました。
なるほど、たしかに家族がいるとスピード勝負が求められますもんね。
何かプログラミングスクールに通ってみて、イメージと違ったところはありましたか?
テックキャンプでもやはり合わない人は脱落していくので、最初にProgateやドットインストール、Udemyなどで簡単に基礎的な内容は学んでみるのがいいかと思います。
入ってから分かりましたが、基礎的な内容は自分で調べて学んでいける力が必要になるので、最初はその辺りから入ればいいかと思います。
なるほど。
プログラミングスクールやUdemy等のサービスを組み合わせることも大切そうですね。
プログラミングスクールはどんなところでしたか?
プログラミングスクールに関しては語学留学などをイメージしてもらえると分かりやすいかも知れませんね。エンジニア留学です。
みっちりその期間は集中して学びます。そして仲間と共に学んでいけます。
ほうほう、なんか楽しそうですね!
やはり共に学ぶ仲間がいる事はとても大きいですし、気軽に聞ける環境は初学者には重要かと思います。
チャットなどで、文字で質問するよりも隣で聞く方が効率がいいですからね。
なるほど、一人で勉強するとモチベーション管理が難しいですからね。
ともに同じ目標を目指す仲間が見つかるのは心強いですね!
ちなみに実際にプログラミングスクールに通った経験から、どんな人がプログラミングスクールに向いていると思いますか?
自走力を身に着けたい人でしょうか?
さきほど、面接でアピールしたいポイントとして挙げられていた自走力ですね!
はい!
正直スクールを出てフリーランスで活躍できるような力をつける事は難しいとは思います。
しかし、勉強する習慣がない人が勉強する習慣や、プログラミングの課題に対する考え方を身につけることで自走力が養われますので、そういう力を身に着けたい人には向いていると思います。
なるほど!
仲間と勉強することでモチベーションを高く保ちたい、勉強する習慣や考え方を手に入れて自走力を養いたいという人がプログラミングスクールに向いているということですね。
そうですね。
また転職エージェントの様な事もスクールではやって頂けるので、大変助かりました。
どんなことをするのですか?
面接の仕方、履歴書の添削などをして頂きました。これは今後の勉強にもなりました。
プログラミングスクールはスキルを身に着けてゴールというわけではなく、転職が成功してゴールということですね!
転職エージェントについて
次は、転職エージェントについて聞いていきます。
どこの転職エージェントを利用していますか?
マイナビエージェントという転職エージェントに登録しております。
評判が良かったのと、どちらかというと初学者向けにも対応して頂けるのでこちらに決めました。
現在でも、転職エージェントの方とは定期的にお話をしています。
なぜ、転職活動が終わった後も定期的にお話しているのですか?
現在の市場がどうなっているのかを聞くには、エージェントと定期的に話すのは必須だと考えているからです。
今後のキャリアとして、プログラマーというよりも、マーケティング関係で次は転職を考えているので、どう言った能力が必要なのかも聞くことができるのが大きいですね。
なるほど。次の転職も視野に入れてキャリアプランを考えるために、定期的にお話をさせているということですね。
無料で相談ができますし、戦略的に年収を上げていくためには非常に賢い使い方ですね!
これから未経験からエンジニアに転職する人へのアドバイス
では、最後にこれからエンジニアになりたいという方に向けて、アドバイスをお願いします!
まず、エンジニア、ITといっても色々と種類があります。
自分は何がやりたいのかはっきりと意志を持ってこの業界の事を学んでから入る事をおすすめします。
たしかに!転職をしてから、イメージと違ったとならないようにしっかりと下調べをすることは大切ですね!
自分で調べられない場合は、プログラミングスクールや転職エージェントに聞いたらいいですね!
年齢の事では、35歳からプログラミングを学びましたが、時間の確保は重要な問題です。
勉強する時間を増やすには、その分、何をやらないのかをしっかり決める事が重要です。
なるほど、何かやりたいことをするためには、まずはやらないことを決めるのですね!
例えば、何をやらないと決めたのですか?
テレビを見ないなどですね!
減らせる時間を減らして、学ぶ習慣をつけるといいと思います。
なるほど!テレビはボーッとずっと見てしまいますもんね。
他にはありますか?
エンジニアという職についてから分かりましたが、コミュニケーション能力がとても大事です。
ですので、年齢というハンディはありますが、ある程度人生経験を積んでコミュニケーションがしっかり取れればそこまで仕事に関しては問題ないかと思います。
それは勇気が出る言葉ですね!
コミュニケーションにおいて大切にしていることはありますか?
相手がどういった意図でこの作業を依頼しているのか、どういった仕様にするのかを最初にしっかりと確認することですね!
それができていないと作業ができないので、相手が何を求めているのかを明確に意識しながらコミュニケーション取ることが大切だと感じてます。
たしかに!
なぜこの作業をする必要があるのか、背景から知ることで創意工夫のアイデアも出てきますもんね!
現場で活躍するエンジニアであれば、みんなが持っておくべきスキルですね!
そうですね。最初は不安な気持ちもありました。
転職の際は未経験者は基本的に育てるのに時間がかかるので、若い人を採用するとは思います。
しかし、プログラミングスクールである程度知識をつけて、勉強してる習慣や自走できる力がある事、今までの人生経験でコミュニケーション能力がある事をアピールできれば問題ないのかとは思います。
自走力とコミュニケーション。
このインタビューを通じて何度も出てきた面接でアピールすべきポイントでした。
実際にエンジニアになってからも、ずっと磨いていく必要があるということですね!
最初は、色々調べていてもわからない事だらけだとは思いますが、まずは手を動かして行動する事が大事だと思います。
手を動かしながら、トライアンドエラーを繰り返して成長をしていくイメージですね!
エンジニアという仕事はとても未来のある仕事だと常日頃感じています!
今日が人生で一番若い日なので、早い行動がおすすめですよ!
そうですね!日々成長を感じられて、幸せなエンジニア生活を送っていると思います!
これからもこの調子で頑張って下さい!
ありがとうございました!
ありがとうございました!
今回インタビューに答えて頂いたさとまさんはTwitter、ブログをやっております。
興味があればのぞいて見て下さい!
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