【PM必見】自分のアイデアを提案する時の3つのテクニック

若い頃の私の考え方はこんな感じでしたし、論理的に考えても正しいように思えます。

相手の感情を無視して、正しいことを言い続けることは「正論で殴る」ようなものであると気付きました。

ここからは以下の3つのテクニックについて、記載していきます。

いきなり現状と大きなギャップがあるようなことを言わない

そのためには目的地まで到達するためのロードマップを用意して、ちょっとずつ、小さな改善の繰り返しによって、少しずつ目的地に到達することが重要です。

タイミングによっては最初から全体像は示さずに、少し起動にのってから、全体像を説明した方が、話を受けた側の納得感が高まるかも知れません。

どういうタイミングで、どういう言い方で、どういう話をするかという設計は非常に重要で、そこの設計が上手くいくと、相手からYESをもらえる可能性が高まります。

相手に気付かせる

なぜこれが有効かと言うと、以下の通りです。

自分の提案がストレートに受け入れられたわけではないので、モヤモヤする人もいるかも知れませんが、このテクニックは凄く強力です！

わざと提案を受け入れやすい状況を作るということの狙いは、相手の中での問題に対する「緊急度・優先度」を上げることにあります。

相手のポイントになるようにする

若手の頃、こんな質問を先輩社員にしたことがあります。

すると、先輩社員はこんな回答をしてくれました！

例えば、お客さんが何か上司にプレゼンをする場合は、そのプレゼンが成功するように、欲しい情報を集めて渡したり、質疑応答の際にどのように答えたら良いかを一緒に考えたりすることだと、先輩社員は言っていました。

その際に、自分を全面的に押し出してはいけないと思います。

そうではなくて、一緒に闘ってくれるお客さんのポイントとなるようにデザインをしておくのです。

そうすると、どんどんとお客さんが出世してくれて、自分の立場もそれに応じて、良い立場になっていくのだと思います。

相手の感情を考える

ここまで、自分の提案を通すための、3つのテクニックについて紹介させて頂きました。

振り返ると、3つのポイントは以下でした。

全体を通じて、大切なポイントは「相手を否定するのではなく、尊敬の念を忘れない」ということです。

冒頭でも述べた通り、提案をする相手は人間です。

そのため、相手に尊敬の念を持って、十分に感情の部分をケアしてあげると、提案が通る確率はグンと上がると思います。

最後に

ここまで自分の意見を通すためのテクニックについて述べてきました。

改めてまとめると、そのテクニックは以下になります。

知っているだけで今すぐ使えるようなテクニックが多いと思います。

自分の提案を通すことが出来れば、仕事も楽しくなると思います。