「プロジェクト・リーダーは損」と思う人が多いらしい。理由は、「責任が増えるのに、金銭的な報酬が少ない」から。
もし、あなたがプロジェクト・リーダーを打診されているのに、断るなら損です。なぜなら、「キャリア全体で考えると得」だからです。
- 社内での出世に繋がる
- 市場価値が上がり、転職で有利になる
- チームでプロジェクトを推進する大変さを知った方が良い
- チームなら一人ではできない大きな仕事ができる
- 大変だけど、やりがいがある
この記事で、プロジェクト・リーダーをやってみたい人が増えたら嬉しいです。
エンジニアがプロジェクト・リーダーをした方が良い理由
社内での出世に繋がる
プロジェクト・リーダーをやっている時代は金銭的な報酬が少なくても、経験から得られる副産物によって出世する人は多いです。
やはり先頭に立って、チームを引っ張ると評価されやすいです。あなたの周りの偉いさんは、昔は現場で管理職だった人も多いと思います。
私もプロジェクト・リーダーを経験した後に、昇格の話がきました。
キャリアを前に進めていくためには、リーダー経験を積むことが大切です。若いうちからしっかりとキャリアプランを立てて、キャリアアップに必要な経験を自分から手に入れられるよう働きましょう。
市場価値が上がり、転職で有利になる
エンジニアが年収をグッと上げるためには、転職が良いです。
プロジェクト・マネージャーやプロジェクト・リーダーなどの管理職を経験すると、市場価値が上がります。すると、転職や独立の難易度がかなり下がります。
試しに、転職サイトや転職エージェントを見ると、リーダー経験は非常に重宝されています。
チームでプロジェクトを推進する大変さを知った方が良い
年齢だけ重ねて、自分のことしか考えず、扱いずらいおじさんがいます。
こういうのってチームをリードした経験がないから、主語が自分のままなのでしょうか。非常にまずいと感じます。
若いうちは主語は自分でも、段々とチームにならないとダメ。これはプロジェクト・リーダーだけでなく、メンバーでも同じです。
リーダーシップとは、メンバーを引っ張るだけでなく、メンバーをフォローすることも大切です。
チームなら一人ではできない大きな仕事ができる
私の経験上、大きな仕事をするには、自分のチームが必要です。
だから、技術好きでもリーダー経験を一度は積み、その後は先頭に立ってチームを引っ張るでも、後ろに回ってフォローするでも良いのですが、チームの動かし方を体感しないと本当の意味で楽しいものづくりって難しいと感じています。
なので、私は自分のスキルを高めて、やりたい仕事をするために、一回はリーダーをやって、チームを動かす経験を積む方が良いと思います。
逆に技術は全く興味がなくて、マネジメントだけやりたいというのもあまり良くない話だと思っていて、エンジニアなのに自分が扱う技術の話ができないのは、他の業界であればあり得ない話だと思います。
大変だけど、やりがいがある
管理職はチームメンバーよりも大変ですが、やりがいは大きいです。
- プロジェクトが自分の思った通りに進んだ
- 顧客に感謝された
- チームメンバーの成長を実感した
苦しい時が多いですが、その分、大きな喜びもあります。
技術志向でも、マネジメント志向でもない第三の道
技術志向とマネジメント志向の話は、私が思うにこの2つだけの道ではないと思います。3つの目の道は、技術志向とマネジメント志向のちょうど真ん中に立つプロダクト志向です。
エンジニアのキャリアを築いていく中で、プログラムの動かし方を学ぶことも大切ですが、それと同じくらい「チームの動かし方」について学んで、実践していくことが大切だと思います。
これはプロダクトを開発する際は、技術とマネジメントの両輪が揃ってないと、プロダクトを開発していく上で不整合が発生します。
なので、私の意見としては、是非とも両方頑張るべきだと思うし、自分も追求すべき課題だと思っています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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エンジニアにおすすめの転職エージェント
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詳しい内容は以下の記事でも解説しています。
マジメにキャリアのことを考えるエンジニアは少ないです。だから、キャリアについてマジメに考えるだけで、一歩差ができます。年を取ってから後悔しても遅いです。
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