- AWSって、どう勉強したらいいの?
- 初心者でも、AWSソリューションアーキテクト・アソシエイトに合格できる?
- 一番効率の良い勉強方法を教えて!
そんな疑問に今回は答えます。
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験の難易度は高いです。それは、AWSの基本サービスの概要や使い方に加えて、インフラの知識も必要なので、合格するためには幅広い知識が必要だからです。
そのため、合格のためには、効率的な学習が必要です。通常の勉強方法で学習した場合の、合格までの目安時間は、以下の通り。
- AWSを業務で使っている人であれば、20時間
- 初心者であれば、100時間
忙しい社会人なら、勉強時間を確保するのは大変だと思います。
ということで、できるだけ苦しまないAWS認定の勉強方法について、自分の体験談から説明します。
結論、おすすめは以下です。詳細は後ほど、解説します。
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験の概要
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験の概要です。
項目 | 内容 |
---|---|
概要 | AWS における分散システムの可用性、コスト効率、高耐障害性およびスケーラビリティの設計に関する 1 年以上の実務経験を持つソリューションアーキテクト担当者を対象 |
レベル | 中級者レベル |
問題形式 | 選択式(単一選択 or 複数選択) |
問題数 | 65問 |
合格ライン | 720点以上 / 1000点満点 |
実施形式 | テストセンターまたはオンラインプロクター試験 |
試験時間 | 130分 |
受験料金 | 15,000 円(税別)/ 模擬試験 2,000円(税別) |
有効期限 | 取得日から3年間 |
AWS公式の説明では、1年以上の経験が必要と記載されています。これは想定レベルであり、実際に1年以上の経験が必要なわけではありません。極端な話、AWS未経験者でも受験可能です。
Udemyで学習(非常におすすめ)
Udemyとは、動画学習プラットフォームです。エンジニアリングスキルを学習できるYou Tubeとイメージすると、分かりやすいです。
結局、「資格を取りたいけど、あまり時間はかけたくない」という人が多いと思います。それなら、書籍で勉強するよりも、動画で勉強をした方が時間をかけずに効率的に勉強が出来ます。
Udemyについての詳細については、以下の記事を読むと、完全に理解できます。
では、具体的にUdemyのどの講座を学べば良いのかを解説していきます。
【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
- 46時間の圧倒的なボリューム。随時、視聴できるコンテンツが増加している
- AWS初心者でも分かりやすい説明で深い知識が身につく
- 40サービス以上のハンズオンあり。知識だけでなく、手も動くようになる
- 長過ぎるので、全部は見れないかも
Udemyの中でも凄く人気があるイチオシ講座が、【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
約46時間という圧倒的なボリュームで、基本的なAWSのサービスをハンズオン形式で解説してくれる優良講座。AWSでは、数少ない日本語講座です。実際に手で動かしながら学べるので、記憶定着にも良いです。
扱っているサービスは以下の通り。
- IAM
- VPC
- EC2
- S3
- ELB
- Auto Scaling
- RDS
- Route53
- DynamoDB
- Aurora
- Redshift
- ElastiCache
- EFS
- AWS Backup
- Kinesis
- AWS Active Directory
- Amazon FSx
- SQS
- SNS
- SES
- Lambda
- API Gateway
- Cloudformation
- AWS KMS
- CloudFront
- ACM
- AWS WAF
- AWS Shield
- AWS GuardDuty
- Amazzon Inspector
- AWS Cost Explorer
- AWS Budgets
- CloudWatch
とは言え、46時間も見れない人が多いと思います。そんな人は試験の中で、特に出題が多い項目をやってみて下さい。
- IAM
- EC2
- VPC
- Well-Architected Framework
- 信頼性の設計
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【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
- スマートフォンでも勉強できるので、満員電車の中でも、片手が空いていれば勉強が出来る
- 自分が間違えた問題や苦手分野が円グラフで表示されるため、次に何を重点的に勉強すべきか分かる
- 390問という十分過ぎる問題数
- 本番よりも少し難易度が高い
上記でAWSサービスの基本的な使い方を学んだなら、問題集でたくさんの問題を解くべきです。
受験勉強をする時の鉄則は過去問を分析することです。しかし、残念ながら、AWS認定試験は過去問題集が存在しません。ということで、問題集として、圧倒的におすすめなのが本講座です。
合格したいのであれば、この講座は必ず買うべきです。理由は以下の通りです。
- スマートフォンでも勉強できるので、満員電車の中でも、片手が空いていれば勉強が出来る
- 自分が間違えた問題や苦手分野が円グラフで表示されるため、次に何を重点的に勉強すべきか分かる
- 390問という十分過ぎる問題数
「やってみたけど、難しすぎて全然解けなかった」ということがあると思いますが、この問題集の難易度は高めに設定されています。そのため、1回目は全然合格点に満たない可能性が高いので、全然普通のことです。
最初は40%くらいしか正解しませんでした。模試一つにつき、3回ずつ模試試験を受講し、だいたい70-80%くらいの正答率になった時点で、本認定試験を受講して合格が出来ました。
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書籍で勉強(出来れば推奨)
Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版
- AWSの初歩的な知識を学びながら、インフラについても学べる
- ハンズオン形式なので、眠くなりにくい
- この書籍でやった内容がAWS認定試験にもそのまま出題される
- インフラの知識があれば、学びが少ないかも
AWS認定試験では、インフラの知識も問われます。インフラ業務が未経験なら鬼門となります。
私はアプリ開発が長く、インフラ知識は皆無でしたが、優しい文章を読み、勉強したら、インフラに対する苦手意識も克服できました。
「VPCでネットワークを構築し、そこにパブリックサブネットとプライベートサブネットを構築して、それぞれのサブネットにEC2を配置してWebサーバーとDBサーバーを立てて」…といったハンズオンの内容が、そのまま認定試験にも出題されます。
AWSを使って、インフラ知識を得たいなら
AWS認定アソシエイト3資格対策〜ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター〜
- AWSサービスの要点がイラストでまとまっている
- AWSの各サービスが横串でまとまっているので、公式ドキュメントで見えにくい関連性が見える
- 合格のためには、別途問題集が必要
- 広く、浅くなので、一冊では情報量が不足している
この書籍はAWSのアソシエイトレベルで出題されるサービスについて、体系的にまとめた書籍です。
この書籍のおすすめのポイントは、セキュリティとか、分野毎に横串で情報がまとまっている点です。個々のサービスの詳細について記載している情報は数多く存在します。
AWSを深く理解するならおすすめ
公式情報(おすすめ)
難易度は高いかも知れないけれども、認定試験突破という観点ではなく、AWSをマスターするには公式情報は必須です。(認定試験対策だけと割り切るのであれば、以下の情報はちらっとで良い…)
ホワイトペーパー
AWSのリファレンス集。
特に以下がおすすめです。
BlackBelt
AWSのサービスの具体的な使い方やユースケース等について、スライド形式でまとめられています。
ホワイトペーパーよりは見やすく、今でも初めて触るAWSのサービスについてはまずはBlackBeltを見てみることが多いです。
AWS サービス別資料はこちらから。
AWS Summit等で発表されたプレゼンについてはAWS Japanの公式You Tubeチェンネルでもアップされており、スライドで見るよりもこちらから見たほうが良いと思います。
Amazon Web Services Japan 公式はこちらから。
公式のチュートリアル
多分、最近開設された。(AWS公式の方が2020年度は開発者の育成に力を入れたいと仰っていたので、その成果?)
AWS公式の模試試験
AWS認定試験ポータルから申し込めます。金額は2000円。
ただし、この模試試験は受講しても「どの問題が不正解だったか」等のフィードバックを受けることが出来ません。
どういう状況で受けるのだろうと思っていたら、会社の先輩が「この模試試験で悩まず回答が出来たら、本認定試験を受ける」というバロメータにしているようでした。
ソリューションアーキテクト・アソシエイト試験の申し込みについて
以下からは、ソリューションアーキテクト・アソシエイト試験の申し込みについて、よくある質問をまとめます。
申込みにAWSのアカウントは必要か?
AWSのアカウントは必須ではありませんが、お買い物で使っているAmazonのアカウントが必須です。
どこでAWS認定試験が受けられるの?
以下の3つから選択して、AWS認定試験を受けられます。
自宅で受験ができるなら、自宅の受験が一番楽でおすすめです。上記のリンクで受講環境の詳細が分かります。
自宅の受験が難しい場合は、ピアソンVUEの方がおすすめです。理由は会場が多いことと、申し込みが分かりやすいからです。
AWS認定の受験日はいつ?
AWS認定試験の受験日は、情報処理試験のように決まった日程ではありません。
なので、好きな日時に受験ができます。
- テストセンターで受験する場合は、最短24時間以内で申し込み可能
- 自宅で受験する場合は、当日申し込みも可能
最後に
ここまで、色々とAWS認定試験ソリューションアーキテクト・アソシエイトの学習方法について記載しました。
おすすめのUdemy
この認定試験を受講する方の多くは、「AWSを業務で使いたい」というモチベーションの方が多いと思います。そんな方は是非、AWS公式の情報に触れながら、実際に手を動かしてみて、たくさんのサービスを使ってみて下さい。
私自身、最初はレガシーな技術を扱うエンジニアでしたが、2019年の7月からレガシーな技術を使ったプロジェクトを異動して、AWSを使うようになりました。ここで初めてクラウド技術を扱うようになりました。
その当時の私の知識はもちろん「EC2って何?S3って変な名前…」といった風に、AWSに関する知識は全くありませんでした。それに加えて、それまでアプリケーションの開発を主に担当していたため、インフラ面の知識も非常に乏しい状態でした。
それでもガッツリとガリ勉したわけではありませんが、2019年の9月末には「AWS クラウドプラクティショナー試験」に合格。
また2020年1月頭には表題の「AWS ソリューションアーキテクト・アソシエイト試験」に合格しました。
ということで、いつからAWSを勉強しても、遅くありません。頑張って下さい。
読んで頂いた皆様のご健闘と合格を心よりお祈りしています!
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